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第十六回「不動産業の新しい形」

今回は、変化していく不動産業の新しい形について考えていきたいと思います。

著者:不動産IT技術研究会

1.IoTで不動産店舗が不要になる?

今は不動産を探す場合にインターネットで検索をするのは当たり前になってきました。パソコンで検索していた時代を経て、今ではスマートフォンが主流となっています。また、今ではアプリが条件にマッチした物件情報を自動的に送信してくれる仕組みも一般的になってきました。

不動産賃貸の世界ではおおよそ以下のような流れです。

  • 物件探し
  • 現地案内
  • 申込
  • 審査・与信
  • 重要事項説明
  • 賃貸借契約
  • 引渡し

物件探しについては既に述べたとおりです。現地案内については、アプリで内覧ができるサービスが始まってきました。物件の周辺情報についても大手ネットサービス会社や地図サービスの会社が画像つきのサービスを提供しています。

2.今後の不動産業予測

では、申し込みや審査・与信はどうでしょうか。申込はそもそもメールで対応が可能です。与信については、滞納保証会社の利用が条件になってきている現在、保証会社がネットでの与信申込サービスをシステム化していけば、店舗での記入は必要なくなっていくのではないでしょうか。また、今でも郵送でのやり取りでも対応は可能です。

業法上で非対面に関してもっともハードルになる重要事項説明については、インターネット重説の導入に向けて国を挙げて進めているのは過去の記事で述べたとおりです。

賃貸借契約書の記入は郵送でも既に行っています。

以上のようなことから、不動産賃貸の取引を店舗で行っていく必要はどんどんなくなってきています。不動産仲介会社も路面に店舗を構えない時代がやってくるのではないでしょうか。

次回は、「家主向けサービスを考える」についてお話ししたいと思います。