i-SPご利用歴10年!積極的なDX化で業務効率化を実現/三谷不動産様
[福井県] 三谷不動産株式会社 様
・賃貸管理システムi-SP・不動産仲介システムi-CM
・財務連動・オーナーDX・請求書WEB・totono連動
・データセンター
[福井県] 三谷不動産株式会社 様
i-SPご利用歴“10年以上”の三谷不動産様。
福井県で1959年に設立の老舗の不動産会社様です。半世紀にわたり地域で愛され続けてきているのは、仕事のきめ細かさや時流を捉えたサービスをされているからではないかと感じております。三谷不動産様には弊社サービスを多数ご利用いただいておりますので、その使用感についてインタビューさせていただきました。
i-SPリリース直後からのご利用開始
貴社はi-SPがリリースされて間もなくのタイミングからご利用いただいておりまして、ご利用歴が10年以上ございます。とても長くご利用いただいておりますが、i-SPのどういった点が便利でしょうか?
当社では管理業務全般をi-SPで対応しておりまして、情報の一元管理が出来ております。この物件の設備状況はどうだったかな?こちらのお客様の入金履歴はどうだったかな?といった情報を社内の人間であれば引き出すことができます。いろんな場所を見なくても良いというのはi-SPのメリットの1つだと思っています。
営業の方だとそもそもの業務上i-SPを直接触る機会が少ないかもしれませんが、皆様問題なくお使いいただけているのでしょうか?
そうですね。必要なデータの確認方法については社内で周知しておりますので、運用上は特に問題ありません。
新人さんも大丈夫でしょうか?
もちろんi-SPの全機能を覚えるとなると一朝一夕にはいきませんが、自分の業務に関わる範囲ですとすぐにマスターしています。私が担当するお金周りについては、入金周りの機能に限ると1週間ほどで使えるようになっています。その後徐々に使える範囲を増やしていくように研修しています。
承知いたしました。i-SPはお金周りの動作に力を入れているシステムですがこちらの操作感はいかがでしょうか?
データの一元管理ができておりますので、お金周りについても明確化できています。例えばある部屋で不具合が発生して、お客様に修繕費を請求し、業者様にお支払いをするといった一連の修繕のお金の流れを追うことが容易にできます。
個人的な体感となりますが、貴社は北陸の不動産会社様の中ではトップクラスでお金周りの管理がしっかりされていると思います。
財務連動オプションもご利用いただいておりますが、会計や決算処理のご負担はいかがでしょうか?
そうですね。当社では日々預金残高と会計残高のチェックをしているのですが、残高がずれることはほぼありません。
それは良かったです。i-SPの処理が正しいからこそ、仕訳ファイルも正しく作成できているのだと思います。参考として、どういったことに気をつけて業務をされているのでしょうか?
あまり難しいことはしていないと思います。正しく処理をするのは前提で、その処理の結果を帳票「入金一覧」でチェックしています。その後社内で仮伝票を作成して、別の人が間違いないかのチェックをしています。
ありがとうございます。
続いてオプションについてもお聞かせください。以前は社内にサーバー機を置かれていましたが、クラウドのデータセンターにお切り替えされていかがでしょうか。
そうですね。良い意味で何も変わらず、違和感なく使えています。
サーバーのクラウド化は社内のインフラ担当者の方以外は、あまり違いを感じないかもしれませんね。実は、自社内でサーバー管理の手間がなくなり、ソフト面・ハード面での問い合わせ先を弊社に1本化できるようになったというのはメリットだと思います。
家主様、入居者様の対応をDX化
家主様へお送りする収支報告書をWEB化するサービス「家主様WEB」請求書発行をWEB化するサービス「請求書WEB」
入居者様とのやり取りをアプリで行う入居者アプリ「totono」
をご利用いただいており、DX化に積極的に取り組まれていると思います。
まず、家主様WEBを導入されて業務はどのように変化いたしましたか?
収支報告書を郵送する手間が減りましたので、郵送の段取りや費用を削減できました。また、収支報告書を郵送していた時には開封されないまま紛失されるという方もいらっしゃいました。WEB化したことで紛失による再発行の必要がなくなりました。
家主様WEBは家主様の年齢層によって利用率が変わるのですが、貴社ではどれぐらいでしょうか?
当社では7割前後の家主様にご利用いただけております。ご年輩の方など郵送希望の方には従来通り発送をしております。
となると約7割の発送業務がなくなったということですね。
請求書WEBの方はいかがでしょうか?
請求書WEBも7割のほどの利用率だと思います。新規の入居者様には最初から請求書WEBでご案内をしているため、今後利用率はさらに増えていくと思います。
請求書WEBについてはもう少しご案内文章の設定を柔軟にできると良いなという希望はありますが、概ね満足しております。
貴重なご意見ありがとうございます。ご要望については社内に上げさせていただきます。
次にtotonoですが、こちらは他社様のサービスとなっておりまして、弊社では「データ送信をする」だけのオプションとなります。ただ入居者アプリ自体はこの数年のトレンドでよくお問い合わせもいただきますので、使い始めてこういった点が良かったといった感想をいただけないでしょうか。
はい。入居者アプリのメリットとしては、入居者様とのやり取りが楽になったという点です。電話対応の場合はお電話してつながらないと折り返し待ちをしたり、逆におかけいただいても業務時間外でつながらなかったりと、双方にとって待ち時間が発生しやすいと思います。
アプリを入れていただければ、アプリ上で履歴も残り、やり取りもできるため、余計な待ち時間がなくなりました。お互いに対応時間の削減につながる良いサービスだと思います。
ありがとうございます。
最後に、今後、i-SPをどのように使っていきたいかなどの展望がございましたら教えてください。
i-SP利用歴は長いのですが、未だに使ったことがない機能もあります。今ある悩みがもしかしたら解決できるのかもしれないので、機能の開拓はしていきたいと考えています。
また、私達利用者はどうしても普段の自分のやり方をベースに考えてしまいますので、他社様の運用事例などが参考としてきけると良いなと思います。
承知いたしました。
いただいたご意見も参考にしつつ、より良い形でサービスを提供していければと思います。
本日はお時間をいただきましてありがとうございました。
ビジュアルリサーチ営業担当より
このたびはインタビューにご回答いただきありがとうございました。三谷不動産様はDX化に積極的で家主様、入居者様の双方にとってプラスとなるように取り組まれていると感じております。私も長く三谷不動産様の担当をさせていただいておりますが、お客様に還元する姿勢を学ばせていただいております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
○本ケーススタディに記載された情報は2024年6月27日掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。
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