不動産業界におけるコンプライアンスチェックの重要性を考える/第五十一回
不動産IT技術研究所
不動産広告・集客に関するアンケートを実施、結果を集計しました。
出稿するサイト数や反響状況をまとめつつ、当社システムを利用している不動産会社様との比較を交えながらご紹介します。
回答社数:100社
調査期間:2016年4月3日~2016年7月31日
調査対象:当社システム未導入の不動産会社様
アンケート(図1)を行った不動産会社様の内、68%が不動産ポータルサイトへ広告出稿を行っており、32%は不動産ポータルサイトへ出稿をしていないという結果になりました。
また広告出稿している68%の内57%は出稿サイト数2サイト以下、11%が3サイト以上に出稿しています。
次に図2は当社の仲介営業支援システムi-CMを利用している不動産会社様の出稿状況となります。
不動産ポータルサイトへの広告出稿は71%、未出稿の不動産会社様は29%となり出稿している71%の内46%が3サイト以上へ掲載しています。
ポータルサイトの利用有無に関しては図1と2で大きく比率に差はありませんでしたが、3サイト以上の利用率に関しては当社システムを利用している不動産会社様が高いという結果になりました。
当社システムのポイント
i-CMは不動産ポータルサイトへの出稿料が店舗単位ではなく法人単位となっている為、複数店舗を展開されている不動産会社様は大変お得です。
また、3サイト以上への出稿に関しては一律上限3万円で一括入稿を行えます。
図3はWEBへの広告掲載に関して重要視している事項の統計となります。
選択項目に関しては、以下6項目プラス自由入力を用意。
1、掲載画像枚数
2、詳細情報表示量
3、更新頻度
4、周辺環境情報
5、地図情報
6、動画・パノラマ等のインパクト
7、その他(自由入力)
最も重要視されているのは詳細情報の表示量となり38%、次いで掲載画像枚数の22%となりました。
近年不動産ポータルサイトを始め、掲載情報量や画像枚数の増加傾向にありSEOの観点からも情報の充実は推奨されている為、今回の結果は自然な流れかもしれません。
当社システムのポイント
i-CMは掲載画像枚数を含め高い項目連動率(athome、suumo、homesに関しては95%以上)を誇ります。
物件一括入稿の手間を軽減できる上、1日の更新頻度も不動産ポータルサイト側で許容される最大回数で更新します。
最後は反響の多い集客手法に関して賃貸と売買それぞれの結果となります。
選択項目は以下
1、不動産ポータルサイト
2、自社ホームページ
3、地域誌等
4、現地看板等
5、その他・紹介
図4(賃貸)、図5(売買)共に不動産ポータルサイト・自社ホームページが圧倒的な結果となりました。
地域誌や現地看板等に関しては集客の手応えを感じていないようでしたがブランディングの面で利用されている不動産会社様もいるようです。
当社システムのポイント
i-CMは物件検索機能付の自社ホームページ作成も手軽に行えます。また、プロのデザイナーが作成した広告のテンプレートや冊子データの作成機能も備えています。
以上、不動産広告・集客に関するアンケートでした。
インターネットを中心とした広告が加速する中、今後も情報の質や鮮度が重要な要素となりそうです。