不動産業界におけるコンプライアンスチェックの重要性を考える/第五十一回
不動産IT技術研究所
今回は、不動産WEBサイトの活用法についてお話をしていきたいと思います。
著者:不動産IT技術研究会
みなさんの会社では不動産情報サイトをどのように運営していますか?おそらく、自社のホームページとポータルサイトを併用している会社がほとんどかと思います。引っ越しシーズンになると、大手不動産サイトのCMがTVでたくさん流れているのを観ることができます。大手ポータルサイトというと、以下のようなサイトが有名ですね。
・アットホーム
・ホームズ
・SUUMO
・CHINTAI
各社のサイトを比較してみると、アットホームはトップページにあらかじめいくつかの条件(敷金・礼金ゼロや高級賃貸など)のリンクが設けられているのが特徴です。検索サイトはどうしても条件入力が手間だったりしますので、その点は便利です。ホームズはトップページがシンプルなので、ユーザーライクなインターフェイスになっているように思います。SUUMOとCHINTAIは不動産関連記事やお役立ち情報などのリンクが設けられており、どちらかというとじっくりとサイトを観たい方向けのように思います。
ポータルサイトは、CMも流しており、また検索サイトでのSEO対策もばっちりです。費用はかかるものの、不動産会社として活用しない手はないと思います。では、ポータルサイトに部屋探しは任せて、自社のホームページは放っておいてもいいのではないかと思うかもしれませんね。ポータルサイトは全国を対象としており、情報量も圧倒的ですが、その分細かいところに手が届きません。そこに自社のホームページの入る余地があるわけです。
みなさんの会社はその地域の最新でかつ詳細な情報を持っているわけです。その点を自社サイトに掲載して、独自のカラーを出すようにしましょう。また、家主様向けの自社コンテンツなども設けて、家主様へのサービスの向上にも努めましょう。